髪の毛をしっかりと洗わないと汚れが取れないと思ってゴシゴシ洗ってしまったり、面倒と思って適当に洗ってしまったりと人それぞれありますよね。
どんなにいい育毛剤を仕入れたとしても結局その育毛剤をうまく浸透させないと意味がないですよね。
髪の毛の洗い方一つで全然髪に対して潤いやいい栄養分を与えられないどころか髪そのものにダメージを与えてしまうようなものですから、きっちりとしたシャンプーを選び、正しい洗い方を知るようにしましょう。
シャンプーを選ぶ

今世の中には様々な育毛シャンプーが誕生していますよね。様々なサイトでランキングで紹介されていますが、結局どれを選べばいいのか分からないという人も多いですよね。
色々な説明が商品ごとに並んでいますが、選べないという人はまずシャンプーは何のために必要なのか?というのを考えてみましょう。
シャンプーは汚れや油を落としてまずは髪の毛をフラットな状態にする為ですよね。その後にリンスやトリートメントで髪を保湿してその後に育毛剤などをぬったりするわけです。
すなわちシャンプーは髪の毛の汚れを落とさなかったら意味がありません。
そこでおすすめなのがデノンシャンプーです。
デノンシャンプーにはケトコナゾールという真菌の細胞膜を壊して、殺菌作用する成分が含まれており、この成分によってAGA(男性型脱毛症)の原因とされている男性ホルモンを抑制する働きがあります。
男性が気になるフケやかゆみを抑えてくれて抜け毛や発毛促進を促すシャンプーです。
特にかゆみや臭いが消えるというのが意見として多いので気になる人にお勧めできます。
お湯の温度は38℃
お湯の温度は38℃がちょうどいいとされています。よく油を落としたいからといって熱めの45℃とかに設定をする人もいますが、髪の毛はたんぱく質が分解されて再合成されてケラチンという物質で出来ているのですが、あまりに熱過ぎると髪を傷めてしまいます。
逆に冷たい水などで洗ってしまうと汚れがしっかりと落ちづらくなるのでちょうどいい温度としては38℃ですので設定温度に気をつけましょう。
髪を洗う前にクシでとかす
髪の毛を洗う前にクシでとかしてあげて表面上についたゴミや汚れを落としましょう。
これだけで7割近くは表面の汚れがとれるとまで言われていますのでクシでとかしてあげましょう。強くとかしてしまうと頭皮などを傷つけてしまうので優しく丁寧に行いましょう。
最初のうちはクシでとかすと髪の毛が落ちてきたりするので不安に思いますが、そういった髪の毛はもう抜けてしまった髪の毛とかですので気にしてはいけません。
またクシなどは100円ショップなどで売っているものを購入してしまう人が多いですが、せっかく色々とシャンプーや洗い方に気を使っても安いものを使っては中々いい結果には結びつかないでしょう。
育毛を気にするのであればクシ選びも重要です。
クシ選びで大切なことは三つ。
- 素材が柔らかい
- 先端がとがっていない
- クッションがある
この三つを大事にしてください。
どのクシを使えばいいのか分からないのであれば、猪毛の育毛ブラシがいいでしょう。
正直言って100円ショップなどでクシなどが売られているのを見ると高いと感じます。
しかし、それでも1つ購入すればずっと使い続けることが出来ますし、頭皮にいい刺激となって現れます。
ただし、誤ったクシの使い方をすると逆効果になので、正しいクシのとき方を覚えてましょう。
クシは違いますが、しっかりと頭皮マッサージにいい方法が紹介されているので参考にしてください。
シャンプーをする前に湯船に10分浸かる
次に大事なことは湯船に10分ほど浸かるということです。湯船に浸かったら血行がよくなって毛穴が開いて汚れが落ちやすくなります。特に根元の汚れというのは非常に落ちづらいものですから毛穴を開くということは実はとても大切なことなんです。
また浸かることで油や汚れが剥がれて落ちやすくなります。
シャンプーをする上でクシでとかす、そして10分使って毛穴を開かせることが非常に大事なことです。
なぜならシャンプーの量をなるべく減らしたいからです。
これは別にシャンプーをケチっているというわけではありません。
シャンプー自体が髪の毛にとって刺激物であるということからです。シャンプーは汚れを落とす為に沢山使えばいいと思っている人が多いですが、これは間違った認識です。
シャンプーを多く浸かってしまうとシャンプーの成分が髪の毛にくっついてしまってそれがまた汚れへと変わって言ってしまう可能性があります。
ですからシャンプーの洗いのこしが無いようにするために二つの手順が必要だということを覚えておきましょう。
湯シャンプーというのが一時期流行りましたが、あれはやはりシャンプーが与えるダメージを考慮して生まれたものです。
事実、安いシャンプーには合成界面石灰剤などが使われています。この合成界面石灰剤というのは石油や天然油脂から作られています。
非常に簡単に言うと髪の毛に石油を塗りたくっていると思えばいかに体に悪いかがわかります。だからこそここ最近ようやく日本でもノンシリコンシャンプーなどが流行っていたりしているのです。
シャンプーの仕方
まずシャンプーをする前に十分にシャワーで表面の汚れを落とします。
いきなりシャンプーで髪の毛を洗うような真似はせずにしっかりと洗うようにしましょう。湯シャンプーするぐらいの気持ちで洗うようにして整髪料をつけている場合はさらに長くしっかりと洗い落としてください。
洗い流したらショートヘアの男性の場合はシャンプーを大体ワンプッシュ程度で手のひらに出してください。先述のとおり、シャンプーが髪の毛に付着してしまったら汚れとなってしまってフケやかゆみの原因となって頭皮環境を悪化させます。
手のひらに出した液体を頭につけてから伸ばして泡立ててしまうとシャンプーが毛穴の奥まで行ってしまい、残留しやすくなるのでまずは手のひらで擦り合わせてしっかりと泡立ててから髪の毛につけるようにしてください。
1つ大切なことと言います。
というのも髪を洗う前の工程でクシで髪をとかして、湯船に10分使って毛穴を開いて汚れを落ちやすい環境を作り、シャワーでしっかりと洗っていますよね。ほぼこの時点で汚れというのは落ちています。
ポイントは3分以上頭皮を指の腹でマッサージをするということです。
シャワーを当てながら指の腹で円を描くようにマッサージをして洗い落とすのです。
手触りではしっかりと落ちていたとしても実は毛穴の中には隠れて残っていることが多いです。揉みこむようにしましょう。
絶対にしてはいけないのが二度洗いです。
きちんと洗い落としたのにも関わらずさらにそこでシャンプーで髪の毛を洗ってしまうと汚れではなくて皮脂が落ちてしまうのです。
そうなると頭皮が皮脂がないということで皮脂を補おうといつも以上に皮脂を出してしまいます。これでは逆効果になってしまって油ぎっしゅな髪の毛になってしまいます。
一度の洗いですっきりと落とすように心がけましょう。
文字だけではイメージが出来ないという人のために動画をテレビで紹介されたやり方を参考にしてみましょう。
U字ハゲ、頭頂部ハゲ、M字ハゲなどパターンに応じて紹介されているのでお勧めです。
リンスやトリートメントのつけ方
すっきりと汚れを落としたら洗ったときのダメージを回復させるためのリンスやトリートメントをつける人も多いですが、正しいシャンプーをすれば髪にダメージを与えません。
ショートの男性の場合はシャンプーのみで問題ないです。
育毛に関していうとむしろあまりリンスをつけないことをお勧めしますが、ある程度髪が長い人はリンスをしないとセットしづらいという人もいるでしょう。
リンスをつけたいという人も多いですね。
リンスとトリートメントは特に自分の好みのものを選んでもいいですが、この時にしてはいけないことは絶対に頭皮にはつけてはいけません。
リンスはシャンプー以上に残留すると、頭皮環境が悪化させてしまうからです。
それぐらいの覚悟で頭を傾けながら洗い落とすようにしましょう。
ショートの男性の場合は毛先に全体にワックスをつけるような感覚で先をリンスにつけるぐらいにしましょう。
トリートメントも同様に基本は髪の奥につけるようなことはせずにトリートメントをつけるようにしましょう。そもそもトリートメントは表面のダメージを補修するためのもので、浸透させる必要がないのです。
髪の乾かし方と育毛剤の付け方
先述の通り、しっかりと髪の毛を洗い頭皮環境を育てたらここからが本番ですよね。
その前に気になることといえばやはりドライヤーと育毛剤の順番ですよね。
ドライヤーで乾かしてから使ったほうが浸透しそうな気がするけれどベタつきが気になるとか、先につけたら育毛剤の成分が気になってしまうという人もいると思いますので紹介します。
育毛剤はドライヤーの後
意外に思う人もいるかもしれませんが、ドライヤーで髪を乾かした後に行うのが正解です。
しかし、ドライヤーの仕方を間違えてしまうと効果は半減になってしまっていますので気をつけましょう。
ゴシゴシ乾かさずにタオルドライする
よく風呂から上がったらバスタオルでゴシゴシ乱暴に頭を擦るように拭いている人が居ますが、これは頭皮や髪の毛を傷めてしまいますので優しく拭きましょう。
タオルで頭を押さえつけるようにして優しく扱いましょう。
このタオルドライを面倒と思って省いてしまいいきなりドライヤーを当てる時間が長くなってしまうと頭皮が乾燥してしまったり、ほてってしまいます。
ほてった状態で育毛剤を付けてしまうと、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなったり、育毛成分が蒸発してしまったりしてしまい効果が半減してしまいます。
温風で髪から離した場所から乾かす
タオルドライで水が滴り落ちなくなってきたぐらいになったら温風のドライヤーで乾かすようにしましょう。
このときに大事なのは一箇所をピンポイントで集中的に近くで当てないようにしましょう。そうすると髪の毛が傷みやすくなり、頭皮まで大ダメージを当ててしまいます。
大体30cm以上離した場所から色々な場所に当てるようにしましょう。
またこの時に完全には乾かさずに8割程度乾かしたところでいったんストップします。
仕上げは冷風でスッキリと
8割ほど乾かしたら冷風モードに切り替えるようにしましょう。
こうすることで頭皮の乾燥を防ぎ、頭皮のほてりを抑えて雑菌の繁殖や育毛成分の蒸発を防ぐことになります。
必ず最後は冷風でスッキリするようにしましょう。
育毛剤をつける
大事な育毛剤のつけ方ですが、まず第一に沢山塗れば効果がいいと勘違いをしてしまっている人が非常に多いということです。
沢山つけても効果があがるというものではありませんし、育毛剤を沢山つけてしまったことでシャンプーで洗い残してしまったとなればそれが汚れとなってしまってうまく栄養がいかないだけではなくてまた沢山つけて汚れが溜まってしまうという悪循環となります。
ですから指定された量を適量守り、正しい点け方をすることが大切です。育毛というのは日々の積み重ねで良くなっていきますので1日、2日でよくなるものではないので焦らずに生活リズムとして取り入れていきましょう。
育毛の仕方ですが、浸透しろぉ~と思って力強くも見込んでしまう人がいますが、必ず優しくマッサージをしましょう。自分でマッサージをしていて気持ち良いと思えるぐらいのマッサージが大事です。
髪の長い人は分け目を作って頭皮が見えるようにして直接つけて指の腹でなじませるようにします。
つけすぎに注意してベタベタにならないようにしましょう。
これを踏まえた上で動画を見るようにしましょう。先ほど髪の洗い方で紹介した人のマッサージの仕方を紹介します。
70歳を超えてふさふさなのは凄いですよね。
最後は冷風でドライヤー
育毛剤をつけた後はもう放置しておけばいいの?って思うかもしれませんが、それは違います。育毛剤をつけたことで多少髪の毛が濡れた状態になると思いますのでそれを冷風で優しく乾かすようにしてください。
濡れたままの状態だと雑菌が繁殖してしまいますのでしっかりと乾かすようにしてください。
どの育毛剤を選べばいいの?
色々な育毛剤があるからどれも同じ?それともとりあえず高いものを購入しておけば問題ない?って思う人も多いと思いますが、育毛効果をうたっている商品の中には育毛や発毛に期待できる成分が入っていない、もしくはしっかりと臨床データが無いものもあるわけです。
きちんとした育毛や発毛に繋がる成分は以下の成分です。
- ミノキシジル
- フィナステリド
- ノコギリヤシ
- デュタステリド
- キャピキシル
- M-034
その中で今最も注目されているのがミノキシジルです。しっかりとした発毛効果が実証できているので多くの医者も勧めています。
AGA専門の医者もミノキシジルが入った育毛剤を使用しています。
それを踏まえた上でお勧めなのがツゲイン2%と呼ばれる商品です。
アメリカのジョンソンエンドジョンソン社製のロゲインのジェネリック医薬品であり、日本では販売されていません。最新の育毛剤でありながらジェネリック医薬品ということで安いのが特徴です。
有効成分のミノキシジルが毛根に刺激を与えて血行を促して発毛・育毛に効果が期待できます。
ツゲインを直接頭皮に吹きかけて揉みこむように先ほどの動画を真似ながらマッサージをするようにしましょう。
育毛剤おまとめセットはこちら
もう色々探したり調べたりするのは面倒という方は育毛に必要な育毛剤とシャンプーがセットになったものを紹介します。
先進医療国のアメリカで発売されている発毛効果が実験として認められて販売されている商品です。ジェネリック医薬品ですので安く同等の成分と効果が期待できます。
◇フィンペシア1mg(1箱:150錠)はAGA(男性型脱毛症)に対して最も評価の高いプロペシアのジェネリック医薬品で同等の効果が期待できる飲み薬です。
◇ツゲイン2%頭皮に直接塗布する薬で、脱毛を減少させて育毛を促進する作用があります。特に頭頂部の薄毛・抜け毛に対しての高い効果が実証されています。
◇デノンシャンプー2%真菌による炎症を抑えフケを抑制し、頭皮の育毛環境を整える作用があるケトコナゾールが配合されたシャンプーです。
この三つは併用して使ってもらっても問題ないばかりか併用して使うことでより育毛・発毛効果により期待が出来ると言われています。
どれを選んでいいのか分からないという人は医学的に認められたもので、さらに育毛にとって相乗効果となるものを選ぶのが良いと思います。
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