| ● 全曲解説 |
| 1. |
THEME FOR B.B.S |
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読んで字の如く、B.B.Stationのテーマです。因みに、B.B.StationとはBig Band Stationです。昔、ビッグバンドには必ずそのバンドのテーマソングがあったものです。で、やっぱりテーマを創ろうと思い立ち、自分の中にある往年のビッグバンドサウンドってこんな感じかな?とか考えながら創りました。
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| 2. |
CIAO!!! |
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T-SQUAREでイタリアレコーディングをすることが決まった時、まだ見たこともないイタリア及びイタリア人をイメージして創った曲です。車や洋服、美術品、音楽など、いろいろな意味でイタリアを好意的に感じることが多いので、それを音にしてみました。実際にイタリアを体験する前に創ったものなので、勘違いしている部分もあるのではないかと思ったのですが、以外と、体験後もイメージは変わりませんでした。
今回のバージョンでは途中、青木智仁さんのBassSoloをフューチャーしています。
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| 3. |
TRELA ALEGRE |
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ふと、出てきた曲。妖精とか子供とか小動物とか、そういうカワイイ系のものが会話をしている様な感じがまず浮かんだので、それをさっと譜面に書きとめました。T-SQUAREバージョンではガットギターとフルートの会話、このバージョンではフリューゲルホーンとフルートの会話になっています。
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| 4. |
CONDOLENCE |
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1994.5.1. 音速の貴公子と呼ばれたA.SENNAが、 イモラサーキットのタンブレロと呼ばれる超高速左コーナーで、コースアウト、300km/hのスピードででコンクリートウォールに激突し、大クラッシュ、帰らぬ人となってしまった。
T-SQUAREで、A.SENNA追悼アルバムが企画された時、大のセナファンであった僕はショックもあり、どこか乗り気ではなかったんですが、やはり1ミュージシャンとして、「哀悼、感謝の気持を音楽にして表そう。」と思い直し、3曲の追悼曲を書きました。
その追悼アルバム「Solitude」に収録されているのは1曲で、残った2曲のうちの1曲がこの曲です。自分としてはセナの人間技とは思えないドライビングのきめ細かさを表現したのですが、セッション等でこの曲を持っていって「追悼曲です。」と言ってもなかなか理解してもらえないことが多いです。でも、それで良いとも思っています。
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| 5. |
FAIR AFFECTION |
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ゆっくりと漂う空気の中で、ゆっくりと深呼吸しながら、愛情とか友情とか平和とか、いい事を考える時。季節、場所、時刻等に限定できない空間に自分を溶け込ませるような感じ。さっぱり訳がわからないと思いますが、それで良いと思います。自分自身の中に世界はありますから。言葉で表現するのはむずかしいですよね。だから音楽なんです。
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| 6. |
LITTLE LEAGUE STAR |
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T-SQUARE入団当時、T-SQUAREを曲にした曲です。僕にとってのSQUAREのイメージはこういう感じだったんだと思います。B.B.Sバージョンでは4ビートのメディアムスイング調になっています。原曲のやんちゃな雰囲気は残しながら、少し時代背景が違う感じになるとおもしろいかなと思ってリアレンジしました。
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| 7. |
FADE AWAY |
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サックスが持っている、いやらしさも含めた味の部分をフューチャーした曲です。セクションになると、特にそれがより強調されるがおもしろくて創りました。他の楽器だと、なかなか出せないのではないかと思われるこのくどさ、サックスらしくて好きな部分です。ソロパートもそれぞれ独自の世界へ展開していて、少々長いですが、ライブな感じで良いのではないでしょうか。
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| 8. |
MEGALITH |
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Little League Starと同様、T-SQUARE入団当時書いた曲なのですが、Little League Starとはある意味で逆に、T-SQUAREに自分も入れて、その上でこんなのをやったらおもしろいんじゃないかな、という発想が基本になって出来た曲です。初めは、新入りなのにこんな曲書いていったら怒られるかな?という心配もあったのですが、ぜんぜん取り越し苦労でした。元々、原曲でも生のブラスが入っているので、あまりリアレンジせずに元のイメージのままにしています。
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| 9. |
待ちぼうけの午後 |
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この曲はT-SQAUREに入って2枚目のアルバム「インプレッシブ」に収録されていますが、今までにライブではほとんど演奏されたことがありません。確か、1度しか演奏していないと思います。それではあんまり曲がかわいそうなので、今回演ってみました。原曲を創った時のイメージは、「初夏のボストンの日曜日PM3:00前」って感じです。ボストンなんて2日しか居たことないけど、このイメージにぴったりなんです。B.B.Sバージョンでは、管楽器だけで演奏しています。編成が違うので原曲とアレンジが異なるのは当然なのですが、拍子も全然違う、完全に別モノになっています。「初夏のボストンの日曜日PM3:00前」のイメージは変わっていませんが。余談ですが、この曲に限って、マイク一本だけで録っていますので、音質がかなり違いますが、不良品ではありません。
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| 10. |
PORK |
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チキンというジャコ・パストリアスの有名な曲に対してのポークです。おそらくは、チキン=にわとりの意味なのでしょうから、本当はピッグのほうが良いのかも知れませんが、日本人的にはチキン=食べ物の鳥という感じがするので、やっぱりポークなのです。最後にセッション風に出来る曲が欲しいなと思って書きました。パクリと言われるかもしれませんが、そうするとブルースや循環の曲は全部パクリになってしまいます。本当のパクリは、アレンジからメロディ自体までほとんど同じもののことだと認識していますので、わざわざ書かせていただきました。パクリというよりは、チキンに対する自分なりの返答&パロディの気持ちで創ったものです。元々のライブでは20分近い演奏なのですが、CDでは最後のご挨拶的な扱いにさせていただきました。
著 / 本田雅人
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